楽天少額短期保険株式会社(代表取締役社長:有働 知恵美)は、2021年度上半期(2021年4月1日~9月30日)の業績についてお知らせいたします。
主要業績
新契約指標:2020年4月に販売を開始した「ずっといっしょ [もっと]」が順調に契約件数を伸ばしています。楽天経済圏の活用による継続的な楽天会員様向けプロモーション実施や代理店のネット販売に取り組みました。特に2020年11月に「楽天ペット割」プログラムの登録者向けに提供を開始した「ペットミニ保険」を入り口に有料商品へのお申込みが増加しています。また、2021年6月にお客様にとって簡単かつ分かりやすいお申込み用Webページへリニューアルしました結果、保有契約件数は順調に伸展しております。2021年上半期末の保有契約件数は167千件(前年同期比13.3%増)となりました。
保険料等収入:順調な保有契約件数の伸展および再保険取引の活用により、2021年上半期の保険料等収入は3,485百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
経常利益/当期純利益:楽天グループ内外との協業の推進を強化しており、またインターネットを中心とするマーケティングに注力し、保有契約件数、保険料等収入ともに大きく伸展しております。一方で、お客様への保険金支払いの増加や、新商品開発、楽天保険グループとしての施策など諸投資を継続していることから、経常利益は△122百万円、当期純利益は△92百万円となりました。
ソルベンシー・マージン比率:前年同期比では28.4ポイント減少し、673.8%となりましたが、引き続き充分な健全性を維持しております。
主要業績指標 | 2020年度 上半期
(2020年4月1日から 2020年9月30日まで) |
2021年度 上半期
(2021年4月1日から 2021年9月30日まで) |
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対前年同期比 | |||
保有契約件数 | 147,485件 | 167,064件 | 113.3% |
保険料等収入 | 3,081百万円 | 3,485百万円 | 113.1% |
経常利益 | 6百万円 | △122百万円 | △128百万円 |
当期純利益 | △1百万円 | △92百万円 | △91百万円 |
ソルベンシー・マージン比率 | 702.2% | 673.8% | △28.4pt |
参考:IFRS決算による業績について
楽天グループでは、IFRS(国際財務報告基準)を採用しているため、当社においても、会社法基準のほかにIFRSを採用し、経営管理の指標としております。
(単位:百万円)
2020年度
(2020年4月~2020年9月) |
2021年度
(2021年4月~2021年9月) |
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対前年同期比 | ||||
営業収益 | 3,047 | 3,506 | 115.1% | |
保険料収入 | 1,696 | 2,035 | 120.0% | |
再保険収入 | 1,351 | 1,470 | 108.8% | |
営業費用 | 3,069 | 3,528 | 115.0% | |
保険金 | 860 | 1,105 | 128.5% | |
再保険料 | 1,497 | 1,336 | 89.2% | |
その他費用 | 712 | 1,087 | 152.7% | |
当期純利益(税引前) | △103 | △92 | +10 |
・保険料収入は2,035百万円(前年同期比20.0%増)となり、その結果、営業収益は3,506百万円(前年同期比15.1%増)となりました。営業費用は3,528百万円(前年同期比15.0%増)となりました。
・当期純利益(税引前)は△92百万円(前年同期比+10百万円)となりました。
<IFRS決算と会社法基準決算の主な違いについて>
1. 繰延新契約費
・IFRSでは、新契約獲得にかかる費用を当期に一括計上せず、繰延処理を行います。
・会社法基準では、新契約獲得にかかる費用を、当期費用として一括計上します。
従いまして、新契約の販売が好調な時、IFRSでは、新契約の増加に比例する形で利益が増加し、会社法基準では、当期の利益が減少します。
2. 責任準備金
・異常危険準備金の積み立てはございません。
以上
【お問い合わせ先】
楽天少額短期保険株式会社 経営企画部 広報担当
TEL: 050‐5432‐3910
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